「くすみ」と一言で言ってもその症状は自分ではわかりにくい場合があるかもしれません。
しかし、鏡を手によく見てみると、首の肌色より顔の肌色が若干暗かったり、顔のおでこの肌色と髪の毛の生え際の地肌の色が明らかに違うなど、 比べてみるとけっこうくすみの症状は出ているものです。
くま、くすみなどのお肌のトラブルがあると、疲れて沈んだ表情に見え、年齢も実際より老けて見えてしまいます。
これがいわゆる「お疲れ顔」です。
「なんとなく顔色が悪い」「見た目にも元気がなさそう」などの「お疲れ顔」は、他人への印象を悪くするばかりか、自分自身もネガティブな気分になってしまいがちです。
この「お疲れ顔」の要因である「くすみ」の原因の多くは、血行不良によるものと考えられています。
血行不良は主に「肝」の不調や、加齢によっておこります。
血を貯蔵したり、気血の流れをコントロールする働きが弱まることで血行不良が起こるのです。
また、血行不良は、空気の乾燥や紫外線、さらには疲労や寝不足、ストレスなどによる体調不良が大きく関わっています。
血液の循環が悪くなると代謝も悪くなり、皮脂分泌が正常に行われずに、くすみとなります。
たとえば、くすみの一種である、目の下にできる「くま」も、体全体の筋肉疲労と目のまわりの血行不良とによって出来てしまいます。
筋肉は活動すると血液中に二酸化炭素を排出し、この二酸化炭素によって血液は黒く変化します。
そして目のまわりが血行不良になると、二酸化炭素を含んだ黒い血液が同じ所に留まり、皮膚の薄い目のまわりでは、その黒い血液が透けて「くま」となって見えてしまうのです。
さらに、血行不良を起こすと顔全体もさえなくなり、顔色もくすむようになります。
このように血行不良は「くま」や「くすみ」の大きな原因のひとつなのです。
30代以上の女性で「しみ」を気にしない人は少ないはず。
この、メラニン色素が正体で肌内部から起こるものである「しみ」と、肌表面でおこるものである「くすみ」、これらは別々の物と考えてしまいがち。
しかし、このくすみをきちんと対策しないでいると、しみの原因にもなってしまうのです。
くすみをしみにしないためにも、くすみのケアは不可欠といえるでしょう。
また、くすみは肌や目の下だけに起こるものではなく、唇にも起こります。
唇の輪郭が黒っぽくなってしまうのもくすみの一種です。
このように「くすみ」と一言で言っても表れ方は多種多様。
これらを防ぐためには血行不良の改善が必要でしょう。