年齢を重ねるとともに、気になる症状や、悩みがどんどん増えてくるお肌。
ここ数年は「美白」をキーワードにしたたくさんの化粧品がでています。
しかし、健康な肌があってこその美白。
まずは、美白に大きく関係してくる「くすみ」について考え、正しくケアすることが必要なのです。
くすみとは、「なんとなく肌色が暗い」「皮膚の色が黒っぽくなった」「透明感が薄れた、つやがなくなった」「肌にメリハリがなく、影ができた」など、その状態は様々です。
そして、くすみの出る場所も頬や目の周り、唇などにも発生しますが、顔全体にも起こります。
このくすみを引き起こす原因にあげられるのが、血行不良・新陳代謝の遅れ、保湿力の低下、お手いれ不足など。
通常、健康な肌は約28日周期で入れ替わる皮膚細胞が、毎日新しい皮膚を作り出しているのですが、この新しい皮膚を作り出す真皮には70パーセントものコラーゲンが含まれています。
しかし、このコラーゲンが不足すると新陳代謝が滞り、色素が沈着してしまうのです。
新陳代謝の遅れは、食事・生活習慣の乱れ・老化などでも起こるのですが、これらによって肌の新陳代謝「ターンオーバーの周期」が狂うと、 古い皮膚細胞が入れ替わりにくくなり、くすみが起こります。
新陳代謝のリズムを整えるには、睡眠時間を正しく取る、正しいお肌のお手入れなどが不可欠です。
また、加齢や紫外線の影響などによっても、健全に角化できない不全角化や、角質層の肥厚な状態が起こります。
そして、これら全てにともなって生じるのが「保湿力の低下」なのです。
保湿力の低下は、角質上層の荒れ租造化をおこし、肌色をくすませ、柔軟性を失ってかたくなり、弾力が低下して表情しわなどの固定化が進んで回復できなくなったり、 皮脂のスムーズな排出を妨げてニキビのもとになったり、肌周期が乱れてシミの排出が順調に行われなくなります。
美しい肌、すなわち「くすみの無い肌」の秘訣は実はこの「保湿力」にかかっているのです。
肌の潤いは肌表面にある角質層の水分量によって左右されます。
角質層は、肌の内部から外部に水分が逃げるのを防ぐ働きがあり、角質細胞自体も水分を保つ成分を持ち、これにより、お肌の潤いが保たれています。
トラブルに悩むお肌に栄養を与える前に、まずは栄養を取り込みやすい状態にする。
肌へのアプローチを見直し、正しいケアを心がけ、モイスチュアバランスが整った皮脂分泌が適度な肌作りが、くすみケアにも繋がることでしょう。